■土作り■ 
真夏に行います

○庵地の土を掘る

 庵地の原土を細かく砕きます。

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○土乾し

 天日で朝から夕方まで乾燥させるために、一輪車で運んできた原土を、手で平に薄く広げて乾かします。


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○土入れ

 乾いた原土を、土小屋へ運び入れます。
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○水簸(すいひ) 泥をこします

 手前の漕で乾いた原土を水に溶かし、ゴミ(木の葉や木の根)を取り除きながら、篩の上から泥水だけを奥の漕に通します。砂は下に沈みます。
 
○水抜き

 ござを敷いた漕に泥水を入れ、自然にゆっくりと水抜きをします
 これにより泥水から泥に変わります。
 
○泥盛り
素焼きの鉢に泥を盛り、さらに固め土にします。
 手に持てるほどの固さになった泥を素焼きの鉢に盛り、風にさらしてロクロ引きできる『土』にします。

 1週間から2週間ほどかかります。
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○土入れ

固くなった土を土小屋へ運びます。
○土踏み
土の柔らかさを均一にするために、板張りの踏み台にのせ水をかけながら数時間掛けて丁寧に踏み込みます。
 土練機は使わず、素足で踏みます。
○土もみ  
陶芸の最も基本となる作業です

 土の中の空気を抜くために、手で土をねります。
 これが十分でないと作品にヒビが入ったり割れたりしてしまいます。
 約50kgの土を三度ほど粗揉みし、その後5kg〜6kgに小分けし、さらに100回ほど菊揉みをします。
 これを8玉〜10玉を揉みます。      ↓
 
○ロクロ引き 水引き

 庵地焼では伝統の蹴りロクロを使って成形していきます。
 多種・多様な器を作るため、熟練した技術が必要です。

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○乾燥

 形がくずれない程度に乾燥させます。
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○仕上げ

 1個1個カンナを掛け、型を整えます。
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○天日乾燥

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■焼成■

○素焼き

 乾燥させた製品を約850度で焼成します。
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○施釉

 素焼きした製品に、独自に調合した釉薬を掛けて行きます。
 湯呑1個に9工程かかります。
○窯入れ

 釉薬の掛かった製品を台に並べて焼成室に入れます。
 どの場所にどの製品を入れて行くのか、焼き上がりを考えながら入れていきます。 窯入れ前

窯出し後


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○本焼き

 時間をかけて300度位まで温度を上げて水分を飛ばし、さらに1300度位まで上げて焼成します。 本焼きにはガス窯で約15時間かかります。
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○窯出し

 焼き上がった製品は、窯の中で完全に冷ましてから窯から出します。
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○検品

 一つ一つを手にとって、仕上がりを確認して行きます。